レーザーシャワー:肌の奥深くから輝く美肌を目指して

レーザーシャワー:肌の奥深くから輝く美肌を目指して

Created date 2024.12.18 Up date2025.02.07

レーザーシャワーは、ロングパルスヤグレーザーというタイプのレーザーを使用し、肌の深層部にアプローチする美肌治療法です。当院では米国キャンデラ社のジェントルマックスプロを使用しております。顔全体に低出力のレーザーを均一に照射することで、肌の色合いや質感を整えます。比較的刺激の少ない施術で、肌のハリや赤ら顔などのお肌の悩みに対応できるため、美容施術が初めての方にも人気がある施術です。

レーザーシャワーが適した肌の悩み

  • 小じわやたるみ
  • 毛穴の開き
  • 赤ら顔
  • ニキビ痕の赤み
  • 肌のハリや弾力の低下
  • くすみやキメの乱れ

レーザーシャワーの特徴

  1. 皮膚の奥の真皮層にアプローチ:ヤグレーザーは肌の奥にある真皮層まで作用することで、コラーゲンの生成を促進します。それにより、小じわや肌のたるみが改善され、肌全体のハリや弾力を出し、毛穴の開きを改善する効果が期待できます。
  2. 赤ら顔・ニキビ痕の改善:赤い色に作用する効果があるため、赤ら顔やニキビ痕の改善も見込めます(なお、唇の赤みを抑えるほどの作用はありません)。
  3. 痛みがあまりない:レーザーシャワーでは低出力のレーザーを繰り返し当てて皮膚の温度を少しずつ上げていきます。そのため、ほんのり温かさを感じる~ちょっと熱いかな程度で快適に受けられることが多いです。
  4. ダウンタイムが少ない:施術後すぐにメイクが可能なことが多く、日常生活への影響がほとんどありません。
  5. 短時間施術:顔全体の照射が10–15分程度で完了します。

レーザーシャワーとレーザーフェイシャルの比較表

項目レーザーシャワーレーザーフェイシャル
照射範囲顔全体または部分顔全体または部分
使用するレーザーヤグレーザーアレキサンドライトレーザー
主なターゲット肌深層(真皮層)、血管肌表面(表皮層)、メラニン色素
効果小じわ、たるみ・肌のハリの改善、毛穴の開き改善、ニキビ痕の改善、赤ら顔のケアシミ、そばかす、くすみの改善、肌表面のキメ向上、ニキビの改善
痛み非常に少ない少ない
ダウンタイムほとんどなしほとんどなし
施術時間約10–15分約10–15分

レーザーシャワーの施術の流れ

  1. カウンセリング・診察
    患者様のお悩みを丁寧に伺い、肌の状態を拝見して、レーザーシャワーが適した状態か確認します。注意事項もお伝えして、問題なければ同意書を作成します。
  2. 洗顔
    メイクを落としていただきます。
  3. 施術
    レーザー照射(約10〜20分)。
  4. アフターケア
    施術後は保湿やUVクリームの塗布を推奨します。メイクも施術後すぐから可能なことが多いです。なお、 赤みが強い場合には炎症を抑えるローションを施術後に塗布することがあります。
  5. お会計
    お会計には、現金、クレジットカード、交通系ICなどがご利用いただけます。
    必要時は次回の予約もお取りします(後日、ご自身での予約も可能です)。

レーザーシャワーで起こりうる副作用

  • 痛み
    レーザーが当たる際に一定の痛みを伴うことがあります。個人差や部位による差がありますが、一般的に毛や皮膚色の濃い方や濃い部位では症状が強くなりやすいです。
  • 赤み、乾燥
    冷却ガス、レーザー等の刺激に対する皮膚の反応で、数時間~数日で改善することが一般的です。皮膚が弱った状態ですので、しっかり保湿するようにしてください。ただし、強い痛み・かゆみを伴う場合や長引く場合は、やけどやかぶれ・湿疹などの可能性に注意が必要です。
  • 毛嚢炎(吹き出物)
    レーザーの刺激で毛穴の炎症が起こる場合があります。通常、数日で自然と消えます。レーザー治療後のケアにステロイドの塗り薬をご利用いただくことがありますが、長引く場合はステロイドの副作用や、感染を起こしている可能性もありますので、ご連絡ください。
  • 色素沈着
    皮膚の色素(メラニン)を作る細胞が刺激され、皮膚の色が濃くなる場合があります。特に肌荒れや日焼けなどがある状態、皮膚色が濃い、出力が強い場合に起こりやすいです。数ヶ月続くことが一般的です。さらに、色素沈着が残っている部分はレーザー治療の合併症リスクが高くなるため、長期間照射ができない原因となります。
  • 色素脱失
    皮膚の色素が作れなくなり、皮膚の一部が白抜けになります。まれですが非常に長期化しやすい合併症です。色素沈着がある状態でレーザー治療を行った際に起こりやすいです。
  • やけど・瘢痕・ケロイド
    レーザーのエネルギーによってやけどができることがあります。皮膚が弱い、出力が強い、皮膚の色が濃いといった場合に起こりやすく、重症化もしやすくなります。やけどの深さ、治療の遅れ、体質などの要因により、傷跡が瘢痕として残ったり、ケロイドとして周囲に広がることもありえます。傷跡が残りやすい方は、必ずその旨をお伝えください。
  • かぶれ・湿疹
    麻酔のクリームやレーザー治療後の塗り薬などにかぶれる可能性があります。以前に塗り薬でかぶれたことのある方や局所麻酔等の薬にアレルギーがある方は必ずその旨をお伝えください。また、レーザー治療後の皮膚のケア不足で湿疹ができる可能性もあります。アトピー性皮膚炎など肌荒れを起こしやすい方は特にリスクが高くなるのでお伝えください。
  • 眼の障害
    万が一、眼にレーザー光が入ってしまうと、障害を引き起こす可能性があるため、施術中は目を保護する必要があります。

最後に

レーザーシャワーは主に真皮層に作用し、小じわやたるみ、赤ら顔などへの効果が期待できる施術です。一方で、レーザーフェイシャルは主に表皮に作用し、シミやくすみなどへの効果が大きい施術です。

それぞれの特徴を活かして、肌の悩みや目的に応じた施術を選択することが重要です。どのような施術がご自身に適しているか迷われる場合は、無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

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